これまでアメブロで「頼り合い子育てで社会を変える!AsMama代表アズママブログ」というブログをやっていましたが、こちらに引越をすることにしました。
まだ5年目なので事業軸が変わるわけはないのですが、アメブロでブログを始めた5年ほど前と、つい先々月に出した本のタイトルが「ワンコインの子育てシェアが社会を変える!」で、コダワリが全く変わってないことに、今回のブログ引越がきっかけで気づきました(笑)。
ワンコインの子育てシェアが社会を変える!!: 欲しい子育て支援は自分たちの手で創り出そう
アメブロというサイバが運営する器に乗っからせてもらうことから卒業して、自分の独自ブログを創り、自分たちでファンづくりをしようという理由からこちらのブログへの引越を決めたわけですが、5年前に自由気ままに子育てのことや起業のことを書き始めたブログと違って、何を書いたら共感や関心を持ってもらえるブログになるだろうか・・・とここ数週間考えていました。
「気楽に書いてくださいよー」
なんてスタッフに煽られながらも、何を書いたらいいんだろう、と考えれば考えるほどもう何を書いたらいいかわからなくなってきて・・・・(笑)。
最近では新聞や雑誌などへの掲載が増えてきたり、栄えある賞をAsMamaという会社や事業が受賞したりしているけれども、私は稲盛さんや南部さん、エリック・シュミット氏やカルロス・ゴーン氏みたいなすごい経営者でもないし、保育や子育ての専門家でもなければ、良妻賢母からはほど遠く、甲田恵子の子育て論が多くの人の参考になるとは到底思えない^^;。
日常の出来事をシェアするソーシャルメディアとしては今はもっぱらFacebookで公開もしていますし(コチラ )、AsMamaとしてのお知らせは私よりずっと知識のあるWeb担当者がFacebook(コチラ )やTwitter(コチラ )の公式ページを運用してくれています。
そんな甲田恵子があえてブログに書いて、だれかの役に立てたり興味を持ってもらえるかもしれないこととしたらー、何より私が書きたいこととしたら-
それは、だれもやったことがない安心で気兼ねの要らない頼り合いコミュニティの文化と仕組みを、だれもやったことがないアナログとインターネットを両方組み合わせた方法で、だれもやったことがない全国・・・いや世界中から共感者を集って雇用したりパートナーシップを組みながら、だれもやったこがないことを事業化している(※ただし、「In progress/現在進行中」)ということです。
「同じことを考えていたんです」という人には起業してからだけでも数百人と会いましたし、「同じことを自分でやってみようと思います」といった人もいましたが、でも「同じことをやりました」と言った人は一人もいません。
だれもやったことがないんだから、サクセスストーリーであるはずがありません。それでも、なぜやっているか、どうやってやっているか、なぜそうなのか、こどわりなどを伝え、同じようにやってみようと思う人がいたら、ぜひ、参考にして頂きたいと思います。
考えるだけでは何も変わらない。考えるだけ考えたら、発信して、具体的に動かないといけない。
具体的に動けば、きっと社会は自分たちで変えられる。もっと良くなる、と思います。だってもう、他力本願の時代じゃない。一人ひとりが自分たちの力で自分たちのために必要なサービスを創り出す時代がきているからです。
AsMama は2009年に私が創った会社ですが、全国にいるママたちが中心になって育てています、AsMamaはオフィスがありません。いや、正確に言えば、横浜にインキュベーションオフィスと言って複数の会社でシェアしているオフィスがありますが通勤の必要はありません。そのため、AsMamaで働くメンバーは上は北海道から下は沖縄までいて、今は海を挟んだ海外にまでいます。通勤の必要もないですし、仕事に支障がなければ子連れワークもOKです。パソコンと携帯と、AsMamaで働くルールを守れさえすればいつでもどこでも働けます。でも、働くことで生み出す成果と効果にはこだわります。
AsMamaでの私たちの仕事は、『社会課題の解決と事業成長の両立』です。
よく「社会起業家」なんていわれますが、この言葉自体あまりすきではないです。社会のための起業でない企業なんてありません(笑)。
馬から落馬する、頭痛が痛い、のように聞こえてなりません。
だから、「社会に役立つことをするのが仕事だ!」なんていうことだけを胸を張っては恥ずかしくて言えません。大儲けしている会社ではないですし、利益の最大化をだけを追うつもりはないですが、社会に価値あることを提供したらその対価を得られるはずで、対価を得ることでAsMamaで働くメンバーやその家族は、社会に価値ある仕事をしていることの誇りと経済的な豊かさの両方を得られるようにするのが私の役割だと思っています。
対価が得られるだけの価値を社会に提供できなければそれは事業とは言えません。対価を求めないボランティアを否定する気持ちは全くないですが、対価を得たいと思っていながらお金にならないのだとしたら、それは社会が求める価値に達していないだけのことです。
私たちは、安心して気兼ねなく子育てを頼り合える文化と仕組みを創ることを仕事にしていますが、この文化と仕組みは、何も子育てしやすい社会を創るためにやっていることではありません。全ての人たちにとって、可能性と豊かさを自分たちが主体となって手に入れられるライフラインを創りたい、と思ってはじめました。
AsMamaで働く人たちの業務推進の仕方や、世の中にないものを生み出す、ということを、これから少しづづシェアしていきたいと思います。
こんなことを是非教えてくださいーという意見は大歓迎です。
このブログを通じて、たくさんの人の共感と興味にマッチしますように。
コメント